保育士

受験動機

ネットを適当に見ていたら、30's 資格論というblogで保育士試験の受験記が書かれておりました。始めて見た感想としては、「へ〜、保育士って学校に行かなくても取れるんだ」という程度でした。私には縁のない世界ですし(男性なので……)。とはいえ、子供の面倒を見るのは嫌いではありません。子供の頃、弟妹やいとこの面倒をみていたことが影響しているかもしれません。

ところで、私はいままでにそれなりの数の資格試験を受けましたが(上のblogを見た時点で50くらい?)、技術系が主だったため、試験会場がいつもオッサンばっかりでした。簿記やカラーコーディネーター等の一般人向けの資格試験をごくたまに受験したときに、女性の多さに驚いたものです。

そんな感じでむさ苦しい試験ばっかり受けていたこともあり、女性の聖域に挑むのも悪くないなあと考えるようになりました。で、受けることを平成22年の末に決めました。……決めたのですが、平成23年度は気がついたら締め切りが過ぎていました。資格試験って、締め切りが早いやつが多いですよね(涙)。

1年目(平成24年度)

保育士試験は学科試験と実技試験よりなります。学科試験は2日間で10科目(※平成25年度より9科目)という長丁場で、科目合格は再来年の試験まで有効です。実技試験は音楽(ピアノ等を弾きながら歌う)、絵画(ある題にそって色鉛筆で絵を描く)(※平成25年度より科目名が「造形」に変更)、言語(3歳向けに3分間の素話をする)から2つ選択して試験します。

一発合格が理想ではあるのですが、学科試験が一回で全科目合格するような気がしなかったので、1年目は科目合格を目指すこととしました。

学科試験準備

他の資格試験の都合上、1週間前から勉強を始めました。どう考えても無謀です……。使用したテキストは、「2012年版U-CANの保育士 過去&予想問題集」一冊に絞りました。10科目分の問題が広く浅くまとまっているので、ある程度の科目合格には役立ちそうとの判断です。

保育実習理論の科目については、調の種類や移調、コードネームに関する問題が多く、単に過去問を解くだけではどうしようもなかったので、Wikipediaを参考にして自分なりに最低限覚えなければならない部分を纏めました。

学科試験

あれよあれよと試験日当日を迎え、一徹して学科試験1日目に臨みます。会場に到着すると、女性、女性、女性、女性、女性……。なんという場違い感(汗)。技術系の資格試験で、男性ばかりの会場に女性が1人だけいることがよくありますが、その見知らぬ彼女も同じ感覚を味わっていたんだろうなあ、と思ったり。

眠くてどうしようもないので、エスタロンモカ錠(コーヒー1杯分のカフェイン)を飲みつつ、試験に臨みます。トイレが近くなるし体にも悪いので、できればカフェインには頼りたくないのですが。

学科試験は、大半の科目が20問60分で、30分経過後に退出可能なため、全て30分経過と同時に途中退席して、次の試験の勉強をしていました。方法としては、次の科目の過去問の問題と解答を全て読む(問題を解く時間がもったいないので、解答はすぐに読む)という感じです。余談になりますが、このような勉強方法は私の経験上、十分な期間勉強しておらず知識が定着していない状態では、有効な試験対策であると感じています。人は始めて覚えたものは1日経たずして大半を忘れてしまいます。しかし、何度も覚え直す内に、時間経過による忘却が緩やかになります。これを忘却曲線といいます。この現象を逆にとらえれば、始めて覚えるようなことでも、覚えてから数十分程度ならそれなりに覚えているということになります。下手したら、一ヶ月程度勉強して直前に勉強をしなかった人よりも覚えているかもしれません。無論、邪道な方法であり試験の趣旨からは外れるので、本来はするべきではないと思います……。

休憩は、試験監督員が試験前に説明している間に取りましたが、5科目目が終わった頃にはへろへろです。しかし、2日目も試験があるため、試験終了後は軽く仮眠を取りつつ2日目の勉強をしました。ほぼ二徹です(汗)。

疲労困憊の状態で2日目に臨みます。2日目も1日目と同じように、試験を30分で終えて退室し、ひたすら過去問の読み込みです。ただ、後半になると流石に集中力が無くなってきて、見覚えのない問題が多くなってきます。特に教育原理や養護原理(※平成25年以降は社会的養護)は覚えるべき事柄が多く、全く太刀打ちできませんでした。「世阿弥って誰だよ。こんな知識、保育士に必要なのかよ……。」って感じで問題を解いてました。

学科試験後

有り難いことに、専門学校から解答予想が当日に公開されるので、答え合わせをしました。結果、1日目の5科目は全て合格点越え。「これはいけるか!?」と思って2日目を採点したところ、小児栄養75点(難関科目突破!)、保育原理50点(あれ)、教育原理10点(アカン)、養護原理5点(1問しか合ってねえ……)という感じで全然駄目でした。

期待してしまっただけに少しショックでしたが、流石に一発合格は高望みだよね、と自分を慰めて1年目が終わりました。

2年目(平成25年度)

学科試験準備

ぼうっとしていたら、いつの間にか試験2週間前。前年度の反省を全く活かしていない(汗)。

残った科目は、保育原理、教育原理、社会的養護(旧養護原理)の3科目。科目の特徴を調べたところ、保育原理は難関ではありませんが、教育原理は教育者の名前や成果等を大量に覚える必要があること、社会的養護は最新の厚生労働省通達まで把握する必要があり、ともに範囲が極めて膨大であることから、独学で合格できるのか不安を覚えました。また、教育原理と社会的養護はそれぞれ10問しか無いため、不勉強な箇所から多く出題されると落とす可能性が高いです。さらに、この2つの科目は両方とも合格しなければ科目合格にならないため、科目合格を目標にすることすらできません。

いろいろと悩んだ結果で、ネット上で評判の良いエンゼルカレッジ(エンカレ)の会員となることにしました。いまいち実態がよく分からないサイトに1万円を投じるのは些か不安はありましたが、3年目に突入することを考えれば安いものだ、と自分に言い聞かせました。

会員になって専用ページを見たところ、十分な量の資料がしっかりまとまっており、十分役立ちそうです。また、社会的養護は専用のblogで補足していたため非常に助かりました。

不満な点としては、ネットにアクセスしないと資料を見ることができないので利便性に欠けるところです。エンカレでは、必要なページを印刷することを推奨していますが、流石にそれは面倒です。私は必要な資料を全てパソコンにダウンロードして、パソコンから見たり、iPadに移して見たりしました。なお、試験前日は多くの人がアクセスしようとして、ほとんどページが表示されなくなるので、これから会員になる方は十分注意して下さい。

学科試験

残った科目の保育原理、教育原理、社会的養護は、全て1日目(土曜日)の1〜3科目目にあたります。最後にしっかりと復習したかったため、金曜日に有休を取りました。2日目だったら、有休とらずにすんだのに……(涙)。

当日になるまで「2012年版U-CANの保育士 過去&予想問題集」(買い替えてない)を解き、エンカレの問題を解き、資料を読み込みました。

当日は、3科目ともそれなりに手応えがありました。しかし、不合格になる可能性もあるため、残りの科目についても一応受けることにしました。1日目は勉強方法する時間がほどんどないため過去問を軽く読み込んだだけですが、2日目の科目はエンカレにある問題をできるだけ読み込んで臨みました。

試験後、解答予想を見たところ、残った科目3科目とも合格していました。ただ、教育原理と社会的養護は割とぎりぎりでした。この2科目は個人的に鬼門過ぎます。

あと、流石に子どもの食と栄養(旧小児栄養)は落としましたが、他の科目は何故か全て合格していました。集中すればなんとかなるもんですね。

実技試験準備

実技試験は造形と言語を選択。いろいろと調べてみると、言語は採点が辛く、ミス無くできたと思っても落ちたという人が少なくない(自己評価と結果が一致しない)ことが多いみたいです。できれば避けた方がいい感じでしたが、ピアノを弾けないためどうしようもないです。

実技は全く自信がないので、1ヶ月前から対策を始めました。

造形

絵は嫌いです。棒人間とスライムくらいしか描けません。描く気にもなりません(保育士試験を受ける人の発言とは思えないなぁ)。ただ、描かないことにはどうしようもないので、毎日最低1枚書くことを目標にしました。

まずは道具の購入。色鉛筆は「ステッドラーのノリスクラブ 消せる色鉛筆24色セット」、消しゴムは「軟らかい鉛筆用 消しゴム CP-10」、紙は初期練習用に「マルマン スケッチブック」、直前練習用に「ミューズ ケントブロック」を購入しました。また、鉛筆削りと筆箱は100均で適当に買いました。

使い勝手ですが、色鉛筆はそれなりに消すことができるため便利ですが、鉛筆が硬いためか色の乗りがあまり良くないです。淡い感じの絵には向きますが、コントラストをハッキリさせたい場合は「SANFORD カリスマカラー」あたりを買った方が良いと思います。消しゴムは可もなく不可もなく。ケント紙が高かったため、初期練習用に普通のスケッチブックも買いましたが、30枚程度しか書かないのであれば、ケント紙のスケッチブックを一冊だけ買っておけば十分でした。

何から手を付ければいいかよく分からなかったので、まずは「熊アート 保育園・幼稚園ですぐ使えるイラスト集」を購入し、模写を始めました。始めは顔だけ描き、次は保育士試験のための絵画入門を参考にホネホネ人間で下書きをしつつ全身を模写し、さらに慣れたら積み木をしているところなど、動きのあるイラストを模写しました。模写している間に、描き慣れた顔ができてきて、男児、女児それぞれ2種類の顔を素で描けるようになりました。

輪郭は黒で描くと、ちょっとハッキリしすぎるので焦げ茶色を使用しました。ネット上を見ると、輪郭線を肌の部分は肌色で、青い服では青色を使うなどして、特定の色を使っていない人も多かったです。多分ここらへんは好き好きで良いかと思います(思いたい)。

大体2週間前から、保育士試験 絵画道場の構図の練習問題を元に、実践的な練習を始めました。また、直前になって過去の実技のお題で練習してみました。写真は試験2週間前の絵と直前の絵で、お恥ずかしながら非常に稚拙な絵です。……改めて比較するとほとんど上達してないなあ(涙)。
(左)「食事」、(右)「お昼寝の準備(H24題)」

「保育士 絵画」で画像検索すると、とても上手な絵がざくざく出てくるのでこんな絵で合格できるのかどうか。

とりあえず、色をしっかり塗って、背景をちゃんと描いて、お題にあった絵を描けば、ぎりぎり30点いける気がするようなしないような……。

子供2人以上、保育士1人を描くことがここ数年の条件になっています(平成23年度は子供3人)が、私は人を大きく描くことができず、子供2人だけだと絵が寂しくなるため、できる限り子供を3人描くことを目標にしました。ただ、子供1人当たり5分はかかるので、ここらへんは当日の条件次第ではありますが。

言語

3歳児向けに3分の素話ということですが、そもそも「素話」なんて単語をこれまで使った記憶がありません。始め「すばなし」と読むべきところ、「すわ」と読んでしまったのは私だけではないと思います。絵本等を使わずに言葉だけでするお話だそうですが、中々難しそうです。

3歳児向けと言うことで、繰り返しが多く、聴いてて楽しい話を考えたところ、てぶくろが思いついたので、これを実演することにしました。いろいろと調べたところでは、コッケモーモー!やおおきなかぶが人気みたいです。おおきなかぶは聞き覚えがあるのですが、コッケモーモー!ってどんな話だったかな……。

福音館書店の絵本を買って眺めてみたものの、果たしてどのように読めばいいのか悩みます。そこで、Youtubeを検索したところ絵本を読んでいる方が何人かいたので、kamonloveさんの動画を参考にすることとしました。また、元の話では3分間に収まらなかったので、オオカミをリストラすることにしました。

話の内容は絵本そのままで、言葉の言い換えはしませんでした。後々見直すと、3歳児には分かりにくい箇所があるような気がするので、そこらへんもちゃんとやっておけば良かったかなと思いました。

実技試験

いよいよ実技試験当日。実技試験の合格率は高いと言われており、キャリア・ステーションという資格学校の在校生のデータは95%以上となっています。独学で受ける人はもう少し少ないと思いますが、それでも8〜9割程度はあると思われます。ただ、保育士になりたいと真剣に考えて受験される方がほとんどだと思いますので、私のように真剣さが十分でない人は落ちる可能性は高いのではないかと。

会場に到着すると、やはり女性、女性、女性……。筆記試験は問題集を眺めてれば、あまり周りを意識しないですむのですが、実技だとそうもいかないので場違い感をより一層感じます。現場で働いている男性保育士の方はすごいなあと、心から思います(もちろん、性別問わず大変な仕事だと思います。あくまで職場内の男女比率的な意味です)

造形

まず、9時半から造形です。過去に描いた絵を眺めつつ、イメージトレーニングをして試験開始を待ちます。さて、これまでの課題は以下のようになっています。年々、条件が細かくなっているのが気になるところです。

さて、試験問題とケント紙が配られて、しばらくしてから試験開始となりました。まずは課題を確認……と。

問題

【事例】を読み、次の4つの条件をすべて満たして、解答用紙の枠内に絵画で表現しなさい。

【事例】保育室でA君がお気に入りのおもちゃで遊んでいました。そこにBちゃんがやって来て、「そのおもちゃ、次は私にも貸して」と言いました。A君は「いやだ」と言って、二人はおもちゃの取り合いになってしまいました。そこに保育士が来て、二人の話を聴きました。

条件

  1. このあと二人が仲直りする場面を表現すること。
  2. 保育室内の様子およびおもちゃを描くこと。
  3. 子ども2名以上、保育士1名以上を表現すること。
  4. 色鉛筆で色をつけること。

( ゚д゚)
 (つд⊂)ゴシゴシ
 (;゚д゚)
 (つд⊂)ゴシゴシ
 (;゚ Д゚)エー

いやいやいや、条件細かくなりすぎでしょ。「絵画」から「造形」に科目名が変わった時点でいやな予感はしていたけど、予想以上だよ。ドウシヨウ。

とりあえず落ち着いて条件を読もう。……そこまで複雑なことは求められてなさそう。ただ、「仲直りする場面」をどう表現するか。仲直りするように保育士が仲裁するか。いや、A君がおもちゃをBちゃんへ渡しているところを保育士がほめる方が良いか?

ここまでで数分のロスです。ヤバイ。とりあえず方針は決まったので鉛筆で下書きを始めましたが、緊張と動揺で手が震えます。下書きが終わることにようやく落ち着いてきたので、練習通りに描きます。

すべて描いて簡単に色を付けた時点で残り3分。簡単に陰を付けたところでタイムアップとなりました。落ち着いて自分の絵を見直してみると、保育士の体の向きがおかしかったりと、大きなミスや小さなミスがいろいろと見つかります。普段はすぐに気がついて修正できるのですが、試験中は仕上げることで精一杯で、全く気がつきませんでした。

最終的にできあがった絵は、前日に描いたお昼寝の準備の絵よりも下手でした。絵が回収されるとき、皆さんの絵が上手で私の絵の稚拙さが際だっていたため、これは落ちたかなあと感じました。試験後にエンカレや個人のブログ等を見たら、多くの方が再現絵をアップロードしており、皆さんのやる気の高さに圧倒されました。私はとても描く気にはなれませんでした

言語

造形終了後、控え室で待機してから2時間くらいで呼ばれました。

教室前の廊下に椅子が3つほどあり、ここでさらに待機します。私が受けた会場では、教室の声が多少廊下に声が漏れるため、他の方が上手に素話を話しているのを聞いて、緊張が増していきました。

そして私の番。教室内の椅子に荷物を置いて、受験票にある受験シールを2名の試験委員へ渡します。そこで軽く試験委員の机を見たところ、5段階評価の書かれているプリントがチラッと見えました。50点満点であることから、2名の試験委員がそれぞれ5項目くらいを5段階評価して点数を決めるのかなあと思いながら自席に移動しました(あとあと調べたところでは、正副2人の試験委員が別個に採点し、その平均点を得点とする(リンク先:PDF)ため、試験委員に優劣関係はないみたいです)。

試験委員から試験の説明を聞いて、立つか座るかは自由という話の後に椅子に座り、ピピピという電子音とともに試験開始です。私の近くに園児がいるという想定で、試験委員の方は全く見ず、下の方を見回しながら話をしました。ただ、練習で声の大きさや声色は意識していたのですが、あまり身振りの練習をしていなかったので、手前の方ばかり見回してしまいました。遠くにいる子供も当然いるはずなので、試験委員の方まで目を向ければ良かったと、試験終了後に後悔しました。話自体は一回言い間違えたものの、ほとんど練習通りにできたので、おそらく30点半ばは取れるのではないかと感じました。

実技試験後〜合格発表まで

自己評価は、言語は多分大丈夫、造形が不合格よりのボーダーライン上。もう実技試験は受けたくないから合格していて欲しいのですが……。

試験から結果通知まで一ヶ月以上あるため、しばらくは保育士試験のことを忘れるように努めていましたが、近づいてきたら落ち着かなくなってきました。ネットで「保育士試験 言語」とか「保育士試験 (造形 OR 絵画)」とか検索して、どのくらいのレベルで合格できるか改めて調べてみたり……。生殺しです。早く郵送してほしい。あー、でも結果見たくない(涙)。

そんなこんなで過ごしたある日、ついにはがきが届きました。届いてしまいました。前もって調べた情報によると、はがきの裏に登録手続きについての記載があれば合格だそうで、おそるおそる裏を見てみると……。

合格してたー ノ゚∀゚)ノ

信じられない気持ちで圧着はがきをめくってみると、懸案の造形は33点でした。とてもほめられる点数ではありませんが、保育士として最低限の絵は描けてたみたいで、ほっとしました。

そして特に不安とか無かった言語は31点。あぶな……。造形より低いのは予想外でした。冷静に振り返ってみると、単語を3歳向けに変更していない、教室の見回し方が不自然、声色の換え方が下手だった、1回言い間違いそうになった、10秒近く時間が余った(練習ではちょうど終わるくらいなので、早口になっていた)、笑顔が少し堅かった、声の大きさが多少小さかった。……うん、確かに納得の点数デス(汗)。

それでも、造形が稚拙(上に挙げた練習の写真の通り、受験生でトップ(?)クラスの下手さだと思います)な割に33点取れたことを考えると、前評判の通り言語の採点は辛いと思います。エンカレを見ると2年続けて言語で落とした方もいらっしゃるみたいです。後々、Youtubeで保育士試験受験者向けのピアノ演奏を見たところ、初心者向けの演奏であれば1ヶ月あればなんとかなりそうなので、もし言語を落としていたのなら、来年は音楽を選択したのではないかと思います。試験対策セミナーを受講する手もありますが、真剣に保育士を目指す方々に混じって受けるのはちょっと厳しそうです。

そんなわけで実技は共にぎりぎり合格でした。他の方の報告を見ると、30点後半から40点後半を取っている方が多く、保育士になるために多くの努力をされてきたことが感じ取れました。私も登録後は一応保育士有資格者になりますが、現状のレベルではちょっと名乗れないかなと感じています。

合格発表後〜登録完了まで

保育士登録事務処理センターから手引きを取り寄せて申請手続きをして、と。合格したら、勝手に登録手続きを取ってもらえると楽なんだけどなあ。そもそも試験実施機関と登録機関を分ける必要はあるのだろうか……。

ちょっと心にゆとりが出てきたので、実技の合格率について調査したところ、奈良県こども・子育て支援推進会議 第2回会議資料3(リンク先:PDF)に奈良県の詳細データがありました。平成23年度、24年度の実技合格率は、それぞれ89%、86%だそうです。大体予想通りでしたが、改めて数字で見るとちょっと厳しいですね。

1月末に20日付で資格証が届きました。よく見ると、国立印刷局製造なんですね、これ。国立印刷局製造の資格証とか初めて見ました。それはとにかくとして、たぶん使う機会はないと思いますが、苦労して取った資格ですので大切に仕舞っておこうかと思います。なお、今回の合格率は学科・実技通して17.4%でした

状況

  1. 平成24年度に学科試験10科目を受験し、7科目合格。
  2. 平成25年度に学科試験9科目を受験し、8科目合格。前年度の科目合格と併せ、学科試験合格。
  3. 実技試験で造形、言語を受験し、合格。
  4. 平成26年に資格証が到着。

メモ

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分かる方は参考にしてみてください。また、その際は先方に迷惑にならないようにお願いいたします。

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最終更新日:2014-03-16
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